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2008.01.01

【絵本】 角野栄子作「ぼくびょうきじゃないよ」

【絵本】 角野栄子作「ぼくびょうきじゃないよ」

冬の絵本/風邪/うがい/くま/眼鏡/お医者さん

子どもの頃の思い出の1冊です。

明日はしんせきのお兄ちゃんと釣りに行く約束。氷のはった池に穴をあけて、お魚を釣るのです。ケンはこの日を楽しみにしていたのですが、ごほんとせきが出てしまって…。ケンとくまのお医者さんのお話。


くまのお医者さんが、風邪で困っているケンの部屋に突然現れました。
”間違って”人間の男の子のところにやってきたらしい。
ごほんとせきをやるケンに、”くま式治療法”をしてくれますが・・・。
ケンは無事に釣りにいけるでしょうか?

特にうがいの様子が真似したくなるような楽しい場面に描かれています。
ほんとに風邪の予防と治療にはうがいが一番ですもんね。
「うがいしなさい!手を洗いなさい!」と口うるさく指導されるよりは
こんなふうに温かく教えてくれたら嬉しいだろうなぁと思います。

うがいもいいですが、子どもの頃に印象が強かった「くま式」は、
ケンがくるまったふとんに息を入れて温かくする場面でした。
くまなんだから口はでっかくて、ちょっと生くさくて、でもあったかいんだろうなぁ…、
想像すると、ドキドキするような嬉しいような気持ちになりました。

心細い時、困っている時に突然に現れて、
”間違って”往診に来たのにも関わらず
「くま式」を授けてくれるだけで行ってしまうくまのお医者さん。
ほとんどボランティア、愛の人ですよね。しかもこのゆ~ったりとした大きな存在感。
今読むと、当時より何倍もくまのお医者さんに会いたくなりました。