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2009.02.23

黒後家蜘蛛の会

SFの巨匠アイザック・アシモフ。
TV『トリビアの泉』のOPで 「この地球でトリビアを増やすことに喜びを感ずるのは人間のみである」という発言を引用されていたり、2004年のウィル・スミス主演の映画『アイロボット』の原作者だったりと気づかぬうちにその存在に触れている人物だが、彼が推理ものを書いているのをご存知の方は結構少ないと思います。

そんな彼の推理ものでお勧めの連作が
これ!「黒後家蜘蛛の会」
090223_1709~01
店頭を飾るこのPOPに書いてある

悪な殺人犯
国家をゆるがす
血族間の醜い



なんてひとっっっつも出てきません。
気のおけない仲間6人が月に一回ひらく晩餐会でする四方山話。
会話の中に疑問や謎が出てくると会はにわかにヒートアップします。

でも、いつも真相を言い当てるのは名給士のヘンリー。
出しゃばらず、スマートにゲストをもてなすヘンリーはその謎解きもスマートです。

創元推理文庫からの初出が1991年と、約20年前の作品ですが時代に左右されない作品なので、今この時代に読んでも充分楽しめます。

ぜひヘンリーの軽妙な謎解きと丁寧な給士っぷりを読んであげてください。


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