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2009.04.25

4月25日の片手で掴んでみる

4月25日はこの3冊。

・『光と影』 (講談社) 森山大道著 ¥1800-
1982年冬樹社より発売された写真集27年ぶりの新装復刻版。装丁、造本は野口覚氏。
そうしてある日気がついたら、身のまわりには、たたずむ僕と、ほこりをかぶった一台のカメラと、そして太陽だけが在った。ある晴れた朝、ふとそのことを認識したとき、僕のなかにひとつの臨界点が生れた。僕はもうためらわずにカメラを持ち光の中に立ち戻った。僕の下には僕の影が在った。それだけで充分だった。---序文より
復帰作であるという当時の心境の吐露はそのまま写真に表れます。ブレ・ボケ・アレのざらざらした白黒写真からは街にくり出しからだをひたすら動かすことの気持ち良さや、被写体に向けた視線に素直な喜びが感じられます。素晴らしい。
・『角川春樹句会手帖』 (扶桑社) 佐藤和歌子著 ¥1600-
雑誌「エンタクシー」連載の単行本化。俳句はもちろん、ジャンルレスなゲストと角川春樹氏や福田和也氏、佐藤和歌子氏の師弟問答も全て収録。ゲストに北方謙三、仲畑貴志、斎藤環、菊池成孔、佐伯一麦氏など。和歌子氏の上達と福田氏の横槍はこの句会の裏目玉。
・『今日のおかず』 (アノニマ・スタジオ) 高山なおみ著 ¥1600-
『野菜だより』、『おかずとご飯の本』(アノニマ・スタジオ)に続く魅惑のビニールカヴァーシリーズの料理書第3弾。アートディレクションは有山達也氏。スタイリングは高橋みどり氏。今回もごろっと素材をいかすおかずが並びます。料理が盛られた器にも注目。

光と影 新装版 角川春樹句会手帖 今日のおかず




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